夜、研究室に電話がかかってきた。
スペインなまりの英語で、同室のベロニカちゃんに代わってほしいとのこと。
『もう帰りましたけど。』
と(もちろん英語で)答えると、短い沈黙のあと、
「・・・・英語で話してもいいですか?」
と返された。
何語で話していると思ったのだろう。